SUMMER DRESS "Serious Music"

SUMMER DRESS "Serious Music"

販売価格: 1,700円(税込)

すべては純粋さを追い求めるがゆえ
過去は置き去りにする
高精細の対岸へ向かう新たな歩み
行く先は崩壊か芸術か

タイはバンコクのエクスペリメンタル・ポップ・バンド、SUMMER DRESSのセカンド・アルバム。
デビューEPを発表してすぐにタイ最大の音楽フェス、Big Mountain Festivalに連続出場していることからそのレベルの高さはお墨付き。少し凝った楽しいポップという感じだった2012年のファースト・フル・アルバムから約5年。格段に洗練されたのみならず、隙間を大切にしたシンセ・ポップ、オルタナをアトモスフェックに包みながら更に実験的(プログレッシヴともいえるかも)に大きな変貌を遂げている。よって長尺の曲も増えた。さらに、曲調もフォークからドリーム・ポップ、サイケ、レトロ、スペーシーなエレクトロ、さらにボサノヴァ調まで多岐にわたるのだが、歌は陰り濡れそぼりながら優しく囁きかけてくるので、不思議と目を回すことなく心地よく聴けてしまう……

……などという説明は意味をなさない!

今現在のオランダのデザインである"ダッチ・デザイン"の源流となったのは、雑誌『デ・ステイル(De Stijl)』とそのグループを中心に行われた芸術運動。これまでの具象芸術と決別し、さらに単純、客観的かつ普遍的である形を追求した新造形主義。この時、芸術は新たな翼を手に入れたのだ。その彼らの"デ・ステイル"運動は後の抽象絵画、バウハウス、ダダイスムなどに大きな影響を与えたという。
『デ・ステイル』の創刊が1917年。 『Serious Music』が発表された2017年はちょうどその100周年にあたる。バンドはアルバム冒頭に「1917」という曲を持ってきて、1971年に始まった芸術運動ーー純粋さを追究する抽象性ーーが芸術をより自由にしたことを賛美している。
アルバムのアートワーク。それが表現するものは何。
アルバムのタイトル"Serious Music"。それは本気か冗談か。
SUMMER DRESSの新たなる試み。その答えは"デ・ステイル"にあるのだ。

2017年発表

収録曲
01.1917 4:33
02.Synthesizer 8:02
03.Soundscape 6:00
04.The Beatles Fever 6:40
05.Sunny Talk 5:08
06.Fancy I 3:56
07.Fancy II 4:38
08.1-10 4:56
09.D-Ok 4:52

サンプルは「Sunny Talk」

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