KEMBARA "Konsert Kembara 'Ekspres Rakyat' Esplanade Singapura 300313"

KEMBARA "Konsert Kembara 'Ekspres Rakyat' Esplanade Singapura 300313"

販売価格: 1,900円(税込)

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1979年にシンガポールで結成されたM.Nasir(マレーポップ、ロック界の大御所)率いる芸術肌のフォーク・ロック、KEMBARA。
イスラム文化から影響を受け、東南アジア地域広がり根付いたムラユ音楽を基本軸にヴォーカル・ハーモニーを活かしたロック、ポップ、ラテン、フォーク、伝統音楽といったあらゆる音楽性を取り入れる実験を行いながら、まさにバンド名(Kembara=Adventure)が示すがごとく冒険を続けて新天地を開拓。その活動期間は10年にも満たなかったけれども、マレー音楽界に与えた衝撃は測り知れず、80年代マレー音楽界を代表するバンドとして名を残すことになった。

……あれから25年……最後のショウから27、8年の歳月が流れ……ときは2013年3月30日。
KEMBARAが地元シンガポールで一夜限りの再結成コンサートを開催した。
約40年近くもの間、マレーシアのペナン州とシンガポールのウッドランズを結んでいた急行列車の名を冠したタイトル(ヒット曲でもある)"Ekspres Rakyat"。このことからもわかるように、マレーの人々の生活に寄り添う音楽であり、ときにロックの情熱と劇的さを持ち合わせつつも、下卑た部分は微塵もなく、プログレッシヴな芸術性と気品のある楽曲。それは当時少年少女だった若者の心をしっかりと掴んでいたが、四半世紀も時が経過したこの再結成コンサートに大人となった彼らは何を求めてきたのだろう。
会場は笑顔をたたえた人々で満員だった。メンバーがステージに登場し、代表曲のひとつ「Ekspres Rakyat」で幕を開け、哀愁漂う「Selimtum Bunga Plastik」「Impian Seorang Nelayan」、ハードな「Duit」「Bunga Bakawali」、アコースティック・アレンジで泣かす「Lagu Untuk Seorang Ibu」、レゲエな「Bas No 13」、名曲「Nusantara」「Kiambang」「Empat Penjuru」を後半に詰め込み、本編最後はどうしようもなくKEMBARA印の哀愁ロック「Perjuangan」で一旦閉めた。けれども、ファンはまだ望んでいる曲が多くある。アンコールで演奏されたのは艶のある歌が光る名バラード「Kepada Mu Kekasih」、そしてKEMBARA風ラテン・ロックのアンセムとなっている「Gerhana」で総立ち、手拍子、大合唱となった。途中、業界関係者やメンバーのインタヴューなどの映像を挟みながらの約2時間30分に及ぶ長編コンサートであった。
さすがに演奏面では所々に少しばかりの甘さは出てしまっていたが、ステージも客席も終始和やかな雰囲気に包まれており、むしろそのぐらいで良かったのかも知れないという気がする。しかし、M.Nasirの歌声もZoulのギターも円熟の艶を放っていて聴き惚れてしまう素晴らしいパフォーマンスだったことは言うまでもないだろう。
コンサート後の観客達の顔は輝いていた。青春時代にKEMBARAと共に過ごし冒険をしてきた日々を彼らは思い出していたのだろう。それはもはや帰らざる日々ではあるが、この一夜を境に彼らは再び冒険の旅に出たのだ。大人になって失ってしまったその大切な気持ちを取り戻すために皆が集結した日だったのではないか。

本作はそのコンサートから14曲を抜粋。ほとんど手を入れていないようで、生の雰囲気を味わえる。

*この企画の成功を受けて翌2014年にマレーシアで3夜連続の大規模なコンサートが開催され、チケットはほぼ完売だったという。

2013年発表

収録曲
01.Ekspress Rakyat 6:38
02.Rupa Tanpa Wajah 5:50
03.Sekuntum Bunga Plastik 3:55
04.Impian Seorang Nelayan 4:25
05.Duit 4:12
06.Bunga Bakawali 4:23
07.Lagu Untuk Seorang Ibu 4:38
08.Keroncong Untuk Ana 4:50
09.Bas No 13 5:45
10.Empat Penjuru 4:11
11.Senandung Buruh Kasar 3:00
12.Hati Emas 8:14
13.Kepada Mu Kekasih 7:00
14.Gerhana 7:46

サンプル動画はしっとりとしたバラード「Lagu Untuk Seorang Ibu」

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