STIGMATA "Psalms of Conscious Martyrdom"

STIGMATA "Psalms of Conscious Martyrdom"

販売価格: 1,700円(税込)

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Pure Sri Lankan Metalを標榜し、スリランカのトップに君臨するメタル・バンド、STIGMATA。前作から4年、バンド結成10年となる節目の3作目はこれまでの作品とはガラリと変えてきて、リフも細かく展開も多く、ギター弾きまくりのプログレッシヴな作品となっている。なお、民族楽器も一部使用されている。
ただ、どうしてもプロダクションは甘く、音の悪さは否めないが、やり過ぎとも言える楽曲の複雑さと荒々しいパッションで聴き手をねじ伏せる。

スリランカの新世代メタルが立ち上がろうとしている姿をリアルタイムで目撃できるのは今だけ。見逃すな!

2010年リリース。

「Cinta KecilのASIAN ROCK RISING」
vol.64の1曲目でThe Summoning Cry of Ariesを、vol.65の4曲目でMarch of the Saints紹介しております。
最新の放送以外は、スティッカム・プレイヤーのMenuからムービーへ進み、お聴きになりたい過去の放送をクリックしてください。

収録曲
01.Spiral Coma 7:11
02.Purer (Libera Nos a Malo) 4:55
03.The Summoning Cry of Aries 8:52
04.Nothing 9:02
05.A Dead Rose Wails for Light 6:18
06.If Alpha Meets Omega 2:43
07.Odyssey 5:47
08.March of the Saints 11:48


以下はFM yokohamaの番組『ROCK DRIVE』のブログ内コーナー「アジアンロック通信」用に書いた文章です。
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日頃忙しくしている我々が心のゆとりと至福の時を得るために 飲む紅茶は、やはりこの地から産出されたものが多く、意外にも日本人の日常に近いところにある国、スリランカ。

しかし、 ヘヴィ・メタルという視点でみると、スリランカ出身のヴォーカリストChitral "Chity"Somapalaが、FIREWIND、POWERWORLD、MOONLIGHT AGONY、 POWER QUEST、CIVILIZATION ONE等のバンドで一人気を吐いているぐらいで、スリランカ国内でのメタルの動きというのはなかなか伝わってこないのが現状だ。実際、スリランカはヘヴィ・メタルというイメージからはほど遠い所にあるのは否めないが、地下でうごめくバンドがいないわけではない。

今回ご紹介するのはそんなスリランカで今最も勢いのあるバンド、STIGMATAだ。バンドは結成10年を迎え、今年6月26日に3枚目となるアルバム「Psalms of Conscious Martyrdom」をリリースしたばかり。現地の大手レコード会社と契約したこともあり、これがまた、メタル界ならずともスリランカの音楽業界で大きな話題となっているのだ。

4年ぶりのアルバムとなった今作は、これまでの正統派路線とは少しスタイルを変えてきた。2本のメロディアスなギターが巧みに絡み、目まぐるしく複雑に展開していく楽曲群。ヴォーカルは、ヒステリックなシャウトから低音のダミ声、そしてキャッチーに歌い上げる七色の声色の持ち主。さらには、伝統音楽の要素も取り入れており、もはや、スリランカから現れた新世代のプログレッシブ・メタルと呼びたいが、本人達は自己のサウンドを"ピュア・スリランカン・メタル "と標榜しているので、そこに従うことにしよう。

ただ、若干気になるのはプロダクションの甘さだが、まだ、この手のサウンドを操れるエンジニアや環境が整っていない国なのだから仕方がないだろう。しかし、それがかえってヘヴィ・メタルという音楽が本来持っていた、肉食系のパッション溢れる演奏を浮き彫りにする結果となっており、聴き手をねじ伏せたまま最後まで聴かせてしまう魅力にもなっているとも受け取れる。

すでに、バンドは海外からのテレビや雑誌の取材も受け始めている。私は今回、彼らの10周年記念ライブを現地で体験した。スリランカから世界への道は、間違いなくSTIGMATAが切り開くと言える。今、この瞬間を見届けていただければ幸いだ。   
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A Dead Rose Wails for Lightはアルバムからのシングル・カット。

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