R.U.S.T. "Forged In The Fire Of Metal"

R.U.S.T. "Forged In The Fire Of Metal"

販売価格: 1,300円(税込)

またひとつ、キプロスからヘヴィ・メタルの伝統を頑なに守る鍛冶部、R.U.S.T.登場!
演奏やプロダクションが荒くたっていいじゃないか。アバタもエクボ。徹頭徹尾、80年代初期から中期のあのメタルだぜ。消えかけたメタル熱に火を点けろ!幾度と無くメタル・ハートを打ち直せ!メタルは裏切らないぜ。

ア〜マゾンッ アタック!

インターネットラジオ「Cinta KecilのASIAN ROCK RISING」
vol.77の3曲目でForged in the Fire of Metalを紹介しております。
最新の放送以外はスティッカム・プレイヤーのMenuからミュージックへ進み、お聴きになりたい過去の放送をクリックしてください。

2011年リリース。

収録曲
01.The Thunder Rolls 6:55
02.Metal Child 4:51
03.We Are Rock n Roll 4:52
04.Phoenix in the Night 5:20
05.In the Streets of Rock n Roll 3:40
06.Lady of the Lake 5:42
06.Straight to the Top 3:58
07.Queen of the Amazons 7:46
08.The Beginning 1:09
09.Forged in the Fire of Metal 7:06

以下はFM yokohamaの番組『ROCK DRIVE』のブログ内コーナー「アジアン・ロック通信」用に書いた文章です。
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ヘヴィ・メタルの魅力はもはや魔力であって、一度取り付かれてしまうと一生抜け出すのは不可能なのではないかと思わされることもある。とりわけ80年代のメタルは危険だ。今や世界各地に80年代スタイルのメタルを標榜し、頑にその道を貫こうとする新しいバンドも少なくない。

今回は、以前も何度かご紹介してきた島国キプロスから、80年代メタルに人生を捧げたバンド、R.U.S.T.。

まずは、2002年にGeorge(ベース)とPanayiotis(ギター、ヴァイオリン)のXanthou兄弟、そして彼らの長年の親友Adamos Adamou(ギター)がバンド結成に乗り出した事がすべての始まりとなる。そこに、Georgeと同じ学校に通っていたTasos Karoniasをヴォーカルに迎え、何人かのドラマーとジャムを繰り返した後に、Andreas Kallis(ドラム)が加わり、バンドとしてスタートすることになる。しかし、この時のバンド名はFLAMES IN ICEと名乗っていた。 カヴァー曲はもちろん、オリジナルも数曲持っていたのでライブも行っていたという。

それからほどなくして、もっと真剣に取り組んでバンドを新しいレベルに持っていこうとメンバーが決心したことにより、FLAMES IN ICEはR.U.S.T.に改名し、自身の目を通したメタルというものを紹介していこうとしている。

その後バンドは、デモやシングルなどのステップを踏んで2011年に待望のデビュー・アルバム『Forged In The Fire Of Metal』を発表。鍛冶屋が不死鳥の形をした炎を吐き出す炉の前で、ハンマーを持ちながら鉄製のシンボル・マークを打ち鍛えているという、どうしようもなくメタルなアートワークである。そのシンボル・マークは80年代メタルの長髪を象ったものであり、逆さまにすると、不死鳥の形にもなるという優れたデザイン。もちろん、アルバム・タイトルも、この数年で自分たちが経験してきた事を乗り越えて実った結果ということも踏まえて“Forged In The Fire Of Metal”。歌詞も「Metal Child」「Hail」「Ride the thunder」「Louder」などいう完璧な単語の羅列で、口に出すだけで体が火照ってきてしまうけど、彼らの姿もデニム・アンド・レザー、パッチにバンダナ、鎖というキメよう。

バンドはN.W.O.B.H.M.関連全般からWARLORD、SAVATAGE、RIOT、DIO等の影響を挙げているが、あの頃のメロディと曲展開、80年代メタル全体のオイシい要素を見事に捉えてR.U.S.T.印のメタルに打ち直している。特に〜タイプとか、このフレーズがあのバンドのあの曲とか言う必要もないと思う。メンバー曰く、「いくつもの流行が訪れては廃れていくこの世の中で、メタルは不変。80年代のメタルはよりシンプルで原点であり、信頼できる」ということなのだから、彼らが心酔するメタルの源流、栄光の80年代を素直に感じられればそれでいいのだ。

ちなみにR.U.S.T.は、同じキプロスのHARDRAWというバンドと共にPOWER OF THE NIGHTというフェスティヴァルを企画して、地元のバンドはもちろん、これまでTOKYO BLADEやROSS THE BOSSを招いてきたが、今年はCLOVEN HOOFとPRAYING MANTISが参加予定となっている。こういう視点を持っているバンドがヘマをやるはずがない。

メタルである事へのこだわり、メタルへの並々ならぬ情熱は、伝統的なメタルを受け継ぐ名工として、いずれはR.U.S.T.を世界へ羽ばたかせるだろう。

オールド・スクールなR.U.S.T.、エピック・パワー・メタルのARRAYAN PATH、プログレのQUADRAPHONIC。キプロスも徐々に役者がそろってきているのを感じる。
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