LIMIT ZERO “Gravestone Constellations”

LIMIT ZERO “Gravestone Constellations”

販売価格: 1,400(税込)

商品詳細

畳み掛けるジェントなリフの壁。MESHUGGAHやTEXTURES、近年のIN FLAMES、SOILWORK辺りからの影響を伺わせるモダンなプログレッシヴ・メタル。今回のデビュー・フル・アルバムはインドのエクストリーム・メタル界のトップ・クラスにいるSunnieth Revankar(BHAYANAK MAUT)をヴォーカルに迎えて制作されているが、彼の得意とするグロウルのみならず、クリーンで歌い上げるパートもねじ込み、スペイシーな感覚を演出。

1曲目ではSKYHARBORのKeshav Dharがギター・ソロで参加。
8曲目ではGODDES GAGGEDの Siddharth Basrurがヴォーカルとして参加。
9曲目ではオランダンのTOXIC GRIND MACHINEから Trevor Marks がヴォーカルとして参加。

ミックスとマスターを担当したのはMarty Friedmanの『Tokyo Jukebox 2』の制作にも関わり、自身のバンドSKYHARBORを率いるKeshav Dhar。

デジパック仕様。
2012年リリース。

収録曲
01.Galaxies Bleed 4:07
02.Time Bending Patterns 3:58
03.Approaching Infinity 4:06
04.Within The Beyond 4:16
05.Portals 4:50
06.Arcturus 5:36
07.Focus 4:28
08.Pulsar 6:37
09.Gravestone Constellations 4:38

以下はFM yokohamaの番組『ROCK DRIVE』のブログ内コーナー「アジアン・ロック通信」用に書いた文章です。
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2012年もそろそろ終わろうとしているが、あらゆる物が混沌としていくばかり。政治、国際情勢、科学的な発見、歴史的な事柄、自然災害、予知、予言…。それはそうと、音楽の世界も一単語のジャンルで括りづらいバンドが増えた。こちらの現象はおおいにアリだろう。

インドの中でも目覚ましい発展を遂げた世界都市バンガロール。その都会的なイメージを裏切らない、現代的なメタル・バンドが今年9月にデビュー・アルバム『Gravestone Constellations』を発表したLIMIT ZEROだ。

この作品のミックスとマスタリングを手掛けたのは、以前このコーナーでもご紹介した事があるSKYHARBORのKeshav Dhar(ちなみに彼はMARTY FRIEDMANの『Tokyo Jukebox 2』でも大いに貢献している)。彼が制作に関わったという事だけで、なんとなくその音が見えてくる方がいるならば、かなりのマニアだが、まさにその期待通りと言って良いと思う。簡単に言えば、昨今多用されるジェントでテクニカルなリフとクリーンなアルペジオを用いたプログレッシヴ/エクスペリメンタル・メタルの範疇に入るのだが、バンド創設者であるShreyas Skandanが以前、IN FLAMES、ARCH ENEMY等のバンド、また、ジャズやポスト・ロックに入れ込んでいたということ、そしてもう一人のギタリストArjun Mulky (ECCENTRIC PENDULUMでも活動)はMESHUGGAHやNEVERMOREのファンという事で、それらの感覚を残している。

また、バンドは、アルバム制作前にヴォーカリストが脱退しており、このアルバムではインドではトップ・クラスのグロウルを聞かせるSunnieth Revankarを起用している。ただ、徹頭徹尾グロウルというわけでもなく、メンバーがSFファンということで、アルバムのテーマが、SF仕立ての宇宙に関する話らしく、クリーンでスペーシーな雰囲気も演出している。さらに、GODDESS GAGGEDのiddharth Basrur、TOXIC GRIND MACHINE(オランダ)のTrevor Marksをメイン・ヴォーカルに配した曲もあり、そちらは怒濤のリフのみではなく、浮遊感を出したメロディアスかつエモーショナルな作りになっている。

LIMIT ZEROというバンドは3年前にShreyas Skandanのソロ・プロジェクトとして開始されたものだが、短時間でバンド形態となり、インドの名うてのミュージシャンを取り込むまでに成長した。『Gravestone Constellations』を聴いていると、今後、まだまだこのLIMIT ZEROは形を少しずつ変えながら歩みを進めて行くような気がする、将来が楽しみなバンドの一つだ。

このように新世代のプログレッシヴ・メタルを排出するインドも、ここに来て完全に新たな時代に突入したと言える。
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動画はメロディアスなタイトルトラック「Gravestone Constellations」。

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