SAJAMA CUT "Hobgoblin"

SAJAMA CUT "Hobgoblin"

販売価格: 1,400(税込)

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商品詳細

00年代前半から中盤にかけてインドネシアのインディーズ音楽界をリードするバンドの一つとして注目を浴びたSAJAMA CUT。

彼らの骨子は、80年代のオルタナティヴ・ロック、ニューウェーヴ、ポストパンク、そして60年代後期の雰囲気が感じられるポップで美しいメロディとコーラスワークを用いたロックにあるが、時を止めることなく、常時新しい音楽を取り込みながら時代をもないまぜにして、かつての偉大な音楽の素晴らしさを再発見することで構築してきたインディロック。

楽曲制作の中心人物であるMarcel Theeがブラックメタルからポップパンク、カントリーなど年代やジャンルを問わず無差別に愛するがゆえ、若干インダストリアルでダークかつヘヴィだった1stアルバム『Apologia』を出発点に、エレクトロ、アンビエント、サイケ、バロックポップ、ローファイ、オルタナティヴロック、ニューウェーヴ、フォークロック、ミニマル・ミュージックの要素を吸収しながらアルバムごとに異なった味わいを醸し出しているのがSAJAMA CUTの特徴。

よって、一言でこのバンドを説明するのは難儀。ポップに振り切った前作『Manimal』から5年ぶりとなった4作目『Hobgoblin』では、Marcel Theeが意図的にポップ要素を排除した楽曲を制作するのみならず、ギターから専門的知識を持っていないキーボードに持ち替えて変則的な作曲を試みた。ややもすれば、マルチ演奏者であるMarcelの個人的作品となるところだが、原型が出来上がったのちにメンバーが加わってそれぞれのアイデアを詰め込んでいくことでバンド・サウンドを形成させた。

その結果、『Hobgoblin』は、しっかりと作り込まれた曲進行とアレンジの妙が光るうえに、これまでの流れをある程度は汲みながら新たな領域へと踏み込んでいる。しかし、一聴して表面的な部分だけを捉えると、ギターは控え気味でアンビエントが根底に流れる角の取れたサウンドにエモーショナルでメロウなメロディとポップな雰囲気に包まれているように感じる。……“ポップ”!?

本当にそうだろうか。固定されたイメージを維持せずに気になったものをその時々で取り込み、芸術的な面と自己を満足させるために実験的な挑戦を続けてきた彼らの言葉を要約して引用してみよう。

「メンバーそれぞれのアイデアが組み合わさってできたものだからポップかというと、本当に変なんだ。ミュージシャンそれぞれの意見がほとんど出ているからね。そういう要素からすると、ポップであることも遠いと思う。もっと実験的なのかもしれない」

「基本はポップなんだけど、最終的にはポップじゃない」

「ポップとは瞬間的にオーケーって思えるような直接的なもの。でもこのアルバムは1回聴いたら『なんだこれは?』、2回目は『悪くない』、3回目は『なるほど』、4回目は『ハマる』」

専門外であるキーボードを使用した曲作りから生まれた新たな視点によるポップであってポップではない『Hobgoblin』というアルバムをあなたはどのように聴きますか。

9曲目「Recollecting Instances」では写真家、ライター、そしてアンビエント音楽界で知られる日本在住米国人Will Long(CELER)が参加。
11曲目「Rest Your Head On the Day」にはアンビエントなインディ・ロック・バンドJIRAPAHのKen Jenieが参加。

2015年発表

収録曲
01.History of Witches 02:47
02.Bloodsport 04:13  
03.The German Abstract 04:20
04.Curtains for Euro 04:26
05.Beheadings 01:44
06.Dinner Companion 04:47
07.Fatamorgana 03:54
08.House of Pale Actresses 02:51
09.Recollecting Instances 06:42
10.Compassion 01:22  
11.Rest Your Head On the Day 07:19

サンプル動画は「Bloodsport」のMV

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