METHKAMEL "Circle"
METHKAMEL "Circle"

販売価格: 2,300円(税込)
商品詳細
かつてスラッシュ・メタル・バンドMAHATMAで活動していたソ・ジノ(ヴォーカル、ギター)が長年の友人であるベーシストのチャン・ヒョニル(ハードコア・バンドJACK IN THE BOXで活動していた)と共に2015年に結成された少々風変わりな要素を含む韓国のヘヴィ・メタル・バンド、METHKAMEL。
このMETHKAMELで作曲の主導権を握るソ・ジノは、たしかにスラッシュ・メタル・バンドに在籍してはいたが、ジョン・サイクスやマーティ・フリードマンといったギタリストを敬愛し、SAVATAGEやCAMELといったバンド、そして前衛的な音楽を好む。一方でチャン・ヒョニルはどちらかといえばシンプルなものを好むため、その狭間で独創的なヘヴィ・メタルが出来上がっている。
全体の音楽性はパワー・メタルとモダン・ヘヴィメタルを基調としたものだが、時折、バンドはメタモルフォーシス・メタルと表記されることもある。これをわかりやすく言えば、「貪欲でひねくれた(正道から外れた)音楽だと考えてもらえればいい」とソ・ジノは言う。
では、貪欲さとはなんだろうか。それは以下の言葉に表れている。「俺はアートロックやサイケデリックな音楽がものすごく好きでさ、たとえば日本が誇る巨匠、喜多郎の荘厳なシンセサイザー・サウンドとか。それでも俺がメタルをやる理由は、さまざまな要素を結合して表現できる魅力的な音楽だからなんだ。今後はもっと大胆な試みをしてみたい」
“さまざまな要素を結合する”、この感覚は、彼の好きなCAMELを引用したバンド名(ここではドイツ語のKAMELに変化させている)にも表れている。「このバンドは実験的でありながらも伝統的な音楽に、MethodologyとCamelを合わせたチームということ。完全に新しいアプローチではなく、長く親しまれてきたリフや叙情的なメロディーが特徴なんだ」
そんなMETHKAMELは、HELLIONで活動していたパク・ジオン(ギター)とナム・チョルウ(ドラム)を2019年に迎え入れ、2020年に1stアルバム『20th Century』にてデビュー。
2025年になると2ndアルバムとなる『Circle』を発表するが、本作においては、前作で参加していたパク・ジオン(ギター)とナム・チョルウ(ドラム)は脱退しており、NOEAZYの女性ドラマーであるカン・ユナを正式メンバーとして迎え入れたトリオ編成となっている。
実のところ、2023年の時点でカン・ユナがMETHKAMELの一員となって4人編成でライヴを行なっていた。そしてほどなくしてトリオで『Circle』の制作を行う。たった3人でメタルを演奏するのは勇気のいることだ思うが、そのあたりをソ・ジノに尋ねてみた。
「そもそもカン・ユナは最初から加入するメンバーだった。でも、タイミングや様々な事情で一度立ち消えになり、後から加入することになったのさ。確かにトリオという編成は簡単なものではない。しかし、派手でありながらシンプルでプリミティヴな表現をするには、とても良い編成でもある」
ロック・バンドにとってトリオでのパフォーマンスというのはある意味、究極であることは確か。しかし、ソ・ジノの趣向性を考慮するとより複雑なものを目指しそうなものだ。1stアルバムを聴いたときに「次作はよりひねくれたメタルになるのではないか」と勝手な想像をしていた。もちろん今作にもテクニカルな部分は存分に含まれているが、トリオならではのダイナミズムの方を強調した作品に仕上げてきた感じもする。
「今回は、よりパワフルで充実したサウンドを目指したんだ。ドラムのクローズド・スペースでのレコーディング、0.5cm単位でマイクを動かしながら調整したりと、すべての工程を徹底的にアナログで行なった。しかし、最終的にファイルで作業したから完全にアナログとは言えないんだけど。個人的には、君の言う通りもっと複雑な曲構成にしようと試みたんだけど、最終的にはシンプルな楽曲で表現することになった。あと、今回、初めてドロップ・チューニングを試したよ。常にオーソドックスな演奏スタイルからの脱却を図り、よりヘヴィなサウンドを目指す試みとしてね。3rdアルバムは、1stアルバムでの後悔を癒す真のアルバムとなるはず。よりテクニカルで美しいメロディーに取り組む予定さ」
そんな今作からは「Across the Door」と「Maze」のミュージック・ビデオが制作された。やはりこの2曲が今作を象徴しているのだろうか。
「これら2曲を選んだのは、セカンドアルバムの雰囲気に最も合致していて、メンバーとの話し合いで決定したからだよ。2曲目から4曲目の「Across the Door」「Maze」「Pyramid」は物語としての筋がある。未知の扉の向こうにある世界、出口のない迷路……そして、その迷路の奥にある壮大なピラミッド……引き返すことのできない選択の道」
曲の冒頭に用いられたグレゴリオ聖歌のような響きが印象的な「Maze」を聞いて思い出したが、前作では『マタイによる福音書』を引用していた。ひょっとしてMETHKAMELはクリスチャン・メタルなのだろうか。
「グレゴリオ聖歌は書き残されている最古の音楽として知られていて、その静寂さと神聖な雰囲気が気に入ったんだ。純粋に感覚と繋がりから選んだもので、俺たちはクリスチャン・バンドではないよ。メンバー3人とも宗教とは無縁なんだ。我々の人生には宗教と絡み合う多くの物語があるから、たびたび登場するんじゃないかな。それは単に、無数の人々の信仰、希望、願望に対する第三者的な視点に過ぎない」
今回のアルバムでは、「Thorn」のみが韓国語で歌詞が書かれている。
「人生の重みとその流れ、間違っていると分かっていても茨の道のようなルールの中で生きなければならない動物的な抑圧について、せめて一曲だけでも韓国語で表現したかったというのが理由だ。1stアルバムの「20th Century」もそうした曲の一つだよ」
アルバムの中間に配置されているのはチェロとピアノによるインストゥルメンタルの小曲「Triangle」。
「鐘の音とともに伸びやかに奏でられる叙情的なチェロの演奏、それは進行するにつれてスタッカートによる緊張感を表現している。そしてこれは束の間の休息のような曲であり、聴く人の緊張を和らげる役割も果たしていると思う」
アルバムの後半の「Downfall」にはAlex Noh(ノ・ギョンファン)がゲスト参加して花を添えている。彼は自身の名前を冠したバンドでも活動しているが、DOWNHELLやDOWN IN A HOLEのギタリストとしてメタル・ファンには知られており、イム・ジェボム、キム・ジョンソといった大御所ロック・シンガーのみならず、キム・ヒョンジュン、SUPERNOVA、チョ・ソンモをはじめとする多くのK-POP系ミュージシャンでもセッショニストとしてその手腕を発揮している人物。ソ・ジノとは仲が良いことから参加してもらったという。韓国音楽に精通している人にとってはちょっとした聞きどころとなるはず。
アルバムも佳境に差し掛かる「God Of The Sun」ではソ・ジノのギターが気持ち良く暴れてテンションを維持しているが、本作のポイントとなるのは最終曲、2部で構成される「Blackswan」なのではないか。前半にも3曲連続した物語が語られる展開があった。しかし、ここで2部構成の曲を持ってきたことは明らかに強いメッセージが込められていると感じる。
「その通り!これは非常に重要な曲で、アルバムを締めくくる曲だ。もちろん最後の曲ではあるけれど、最初の曲「Kameldance」と繋がっている。我々皆が平等な、動物たちの夜通しのパーティーなんだよ!簡潔に言えば、壮麗な白鳥たちの中で、黒い白鳥は珍しく、特定の地域にしか生息しない。彼らはよくおとぎ話に登場し、様々な色で表現される。もし見た目が少し違っていたとしても、それでも俺は同じただの白鳥だ。自信に満ちたリズムを持つ白鳥、その黒色白鳥は俺たちの姿そのもの。『なぜ私たちの色を黒にしたのですか?なぜ皆を同じにできないのですか?もし神がすべての生き物をお創りになったのなら、どうかお教えください……』未知の神に問いかけても、その存在は決して答えてはくれない。これは結果として、神に対する批判的な見方だ。しかし、神に罪はないんだよ。それは、我々が自ら作り出した古い物語であり、妄想に過ぎない」
物事を俯瞰する彼の視点は、今の時代おいて必要不可欠だろう。その大きな視点と考え方はアルバムのアートワークにも表れているように思う。都市の上空に広がる雲海を航行する帆船が向かう先は神秘的に輝く壮大なピラミッドと天体。さらに『Circle』というシンプルながらも意味深長なタイトル。
「円(Circle)は、ぐるっと回って最終的には出発点に戻る形。それは地球を離れて未知の宇宙へ飛び出したいと願う人々の願望を象徴している。しかし、どこへ行こうとも自分自身が変わらなければ、何一つ変えることはできないんだ!結局は出発点に戻ってしまうってこと。妄想と強欲さによる悲劇……。次のアルバムはおそらく宇宙へ行くんじゃないかな(笑)」
垣根を超えた要素を大胆に取りれ、細部にこだわりながらもダイナミックなヘヴィ・メタルを創り上げ、細かな分類を凌駕する視点で語るMETHKAMEL。本作を聴く限り、彼らはまだまだ変化していく可能性を示唆している。まさにメタモルフォーシス・メタル、その変動を見せてくれているのだと思う。
2025年発表
2ndアルバム
01.Kameldance 3:38
02.Across The Door 3:21
03.Maze 4:02
04.Pyramid 3:27
05.Thorn 5:09
06.Triangle 2:23
07.EYE 3:27
08.Downfall 3:06
09.Universe In Murals 4:26
10.God Of The Sun 5:45
11.Blackswan Part.1 4:30
12.Blackswan Part.2 3:59
サンプル動画は「Across The Door」のMV。
このMETHKAMELで作曲の主導権を握るソ・ジノは、たしかにスラッシュ・メタル・バンドに在籍してはいたが、ジョン・サイクスやマーティ・フリードマンといったギタリストを敬愛し、SAVATAGEやCAMELといったバンド、そして前衛的な音楽を好む。一方でチャン・ヒョニルはどちらかといえばシンプルなものを好むため、その狭間で独創的なヘヴィ・メタルが出来上がっている。
全体の音楽性はパワー・メタルとモダン・ヘヴィメタルを基調としたものだが、時折、バンドはメタモルフォーシス・メタルと表記されることもある。これをわかりやすく言えば、「貪欲でひねくれた(正道から外れた)音楽だと考えてもらえればいい」とソ・ジノは言う。
では、貪欲さとはなんだろうか。それは以下の言葉に表れている。「俺はアートロックやサイケデリックな音楽がものすごく好きでさ、たとえば日本が誇る巨匠、喜多郎の荘厳なシンセサイザー・サウンドとか。それでも俺がメタルをやる理由は、さまざまな要素を結合して表現できる魅力的な音楽だからなんだ。今後はもっと大胆な試みをしてみたい」
“さまざまな要素を結合する”、この感覚は、彼の好きなCAMELを引用したバンド名(ここではドイツ語のKAMELに変化させている)にも表れている。「このバンドは実験的でありながらも伝統的な音楽に、MethodologyとCamelを合わせたチームということ。完全に新しいアプローチではなく、長く親しまれてきたリフや叙情的なメロディーが特徴なんだ」
そんなMETHKAMELは、HELLIONで活動していたパク・ジオン(ギター)とナム・チョルウ(ドラム)を2019年に迎え入れ、2020年に1stアルバム『20th Century』にてデビュー。
2025年になると2ndアルバムとなる『Circle』を発表するが、本作においては、前作で参加していたパク・ジオン(ギター)とナム・チョルウ(ドラム)は脱退しており、NOEAZYの女性ドラマーであるカン・ユナを正式メンバーとして迎え入れたトリオ編成となっている。
実のところ、2023年の時点でカン・ユナがMETHKAMELの一員となって4人編成でライヴを行なっていた。そしてほどなくしてトリオで『Circle』の制作を行う。たった3人でメタルを演奏するのは勇気のいることだ思うが、そのあたりをソ・ジノに尋ねてみた。
「そもそもカン・ユナは最初から加入するメンバーだった。でも、タイミングや様々な事情で一度立ち消えになり、後から加入することになったのさ。確かにトリオという編成は簡単なものではない。しかし、派手でありながらシンプルでプリミティヴな表現をするには、とても良い編成でもある」
ロック・バンドにとってトリオでのパフォーマンスというのはある意味、究極であることは確か。しかし、ソ・ジノの趣向性を考慮するとより複雑なものを目指しそうなものだ。1stアルバムを聴いたときに「次作はよりひねくれたメタルになるのではないか」と勝手な想像をしていた。もちろん今作にもテクニカルな部分は存分に含まれているが、トリオならではのダイナミズムの方を強調した作品に仕上げてきた感じもする。
「今回は、よりパワフルで充実したサウンドを目指したんだ。ドラムのクローズド・スペースでのレコーディング、0.5cm単位でマイクを動かしながら調整したりと、すべての工程を徹底的にアナログで行なった。しかし、最終的にファイルで作業したから完全にアナログとは言えないんだけど。個人的には、君の言う通りもっと複雑な曲構成にしようと試みたんだけど、最終的にはシンプルな楽曲で表現することになった。あと、今回、初めてドロップ・チューニングを試したよ。常にオーソドックスな演奏スタイルからの脱却を図り、よりヘヴィなサウンドを目指す試みとしてね。3rdアルバムは、1stアルバムでの後悔を癒す真のアルバムとなるはず。よりテクニカルで美しいメロディーに取り組む予定さ」
そんな今作からは「Across the Door」と「Maze」のミュージック・ビデオが制作された。やはりこの2曲が今作を象徴しているのだろうか。
「これら2曲を選んだのは、セカンドアルバムの雰囲気に最も合致していて、メンバーとの話し合いで決定したからだよ。2曲目から4曲目の「Across the Door」「Maze」「Pyramid」は物語としての筋がある。未知の扉の向こうにある世界、出口のない迷路……そして、その迷路の奥にある壮大なピラミッド……引き返すことのできない選択の道」
曲の冒頭に用いられたグレゴリオ聖歌のような響きが印象的な「Maze」を聞いて思い出したが、前作では『マタイによる福音書』を引用していた。ひょっとしてMETHKAMELはクリスチャン・メタルなのだろうか。
「グレゴリオ聖歌は書き残されている最古の音楽として知られていて、その静寂さと神聖な雰囲気が気に入ったんだ。純粋に感覚と繋がりから選んだもので、俺たちはクリスチャン・バンドではないよ。メンバー3人とも宗教とは無縁なんだ。我々の人生には宗教と絡み合う多くの物語があるから、たびたび登場するんじゃないかな。それは単に、無数の人々の信仰、希望、願望に対する第三者的な視点に過ぎない」
今回のアルバムでは、「Thorn」のみが韓国語で歌詞が書かれている。
「人生の重みとその流れ、間違っていると分かっていても茨の道のようなルールの中で生きなければならない動物的な抑圧について、せめて一曲だけでも韓国語で表現したかったというのが理由だ。1stアルバムの「20th Century」もそうした曲の一つだよ」
アルバムの中間に配置されているのはチェロとピアノによるインストゥルメンタルの小曲「Triangle」。
「鐘の音とともに伸びやかに奏でられる叙情的なチェロの演奏、それは進行するにつれてスタッカートによる緊張感を表現している。そしてこれは束の間の休息のような曲であり、聴く人の緊張を和らげる役割も果たしていると思う」
アルバムの後半の「Downfall」にはAlex Noh(ノ・ギョンファン)がゲスト参加して花を添えている。彼は自身の名前を冠したバンドでも活動しているが、DOWNHELLやDOWN IN A HOLEのギタリストとしてメタル・ファンには知られており、イム・ジェボム、キム・ジョンソといった大御所ロック・シンガーのみならず、キム・ヒョンジュン、SUPERNOVA、チョ・ソンモをはじめとする多くのK-POP系ミュージシャンでもセッショニストとしてその手腕を発揮している人物。ソ・ジノとは仲が良いことから参加してもらったという。韓国音楽に精通している人にとってはちょっとした聞きどころとなるはず。
アルバムも佳境に差し掛かる「God Of The Sun」ではソ・ジノのギターが気持ち良く暴れてテンションを維持しているが、本作のポイントとなるのは最終曲、2部で構成される「Blackswan」なのではないか。前半にも3曲連続した物語が語られる展開があった。しかし、ここで2部構成の曲を持ってきたことは明らかに強いメッセージが込められていると感じる。
「その通り!これは非常に重要な曲で、アルバムを締めくくる曲だ。もちろん最後の曲ではあるけれど、最初の曲「Kameldance」と繋がっている。我々皆が平等な、動物たちの夜通しのパーティーなんだよ!簡潔に言えば、壮麗な白鳥たちの中で、黒い白鳥は珍しく、特定の地域にしか生息しない。彼らはよくおとぎ話に登場し、様々な色で表現される。もし見た目が少し違っていたとしても、それでも俺は同じただの白鳥だ。自信に満ちたリズムを持つ白鳥、その黒色白鳥は俺たちの姿そのもの。『なぜ私たちの色を黒にしたのですか?なぜ皆を同じにできないのですか?もし神がすべての生き物をお創りになったのなら、どうかお教えください……』未知の神に問いかけても、その存在は決して答えてはくれない。これは結果として、神に対する批判的な見方だ。しかし、神に罪はないんだよ。それは、我々が自ら作り出した古い物語であり、妄想に過ぎない」
物事を俯瞰する彼の視点は、今の時代おいて必要不可欠だろう。その大きな視点と考え方はアルバムのアートワークにも表れているように思う。都市の上空に広がる雲海を航行する帆船が向かう先は神秘的に輝く壮大なピラミッドと天体。さらに『Circle』というシンプルながらも意味深長なタイトル。
「円(Circle)は、ぐるっと回って最終的には出発点に戻る形。それは地球を離れて未知の宇宙へ飛び出したいと願う人々の願望を象徴している。しかし、どこへ行こうとも自分自身が変わらなければ、何一つ変えることはできないんだ!結局は出発点に戻ってしまうってこと。妄想と強欲さによる悲劇……。次のアルバムはおそらく宇宙へ行くんじゃないかな(笑)」
垣根を超えた要素を大胆に取りれ、細部にこだわりながらもダイナミックなヘヴィ・メタルを創り上げ、細かな分類を凌駕する視点で語るMETHKAMEL。本作を聴く限り、彼らはまだまだ変化していく可能性を示唆している。まさにメタモルフォーシス・メタル、その変動を見せてくれているのだと思う。
2025年発表
2ndアルバム
01.Kameldance 3:38
02.Across The Door 3:21
03.Maze 4:02
04.Pyramid 3:27
05.Thorn 5:09
06.Triangle 2:23
07.EYE 3:27
08.Downfall 3:06
09.Universe In Murals 4:26
10.God Of The Sun 5:45
11.Blackswan Part.1 4:30
12.Blackswan Part.2 3:59
サンプル動画は「Across The Door」のMV。
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